2013年12月9日月曜日



メロについて



名前:メロ

2076年時点の年齢:24
小さいときから絵が好きで見たり描いたりしている。
割とざっくりした性格で服装も落ち着いたのが好き。
料理は人並み。



15歳(2067)のときに両親が事故で他界
18歳(2070)から母親のギターで歌い始める。
19歳(2071)から居酒屋でライブをしたり作品を売って生活費を作る。
ライブを始めて5年、持ち歌は25曲


1、団地のうた (2070.3)

2、土星 (2070.8)
3、カヤック (2070.8)
4、林檎の樹 (2070.9)
5、狐 (2070.10)
6、汐風 (2071.8)
7、焚火 (2071.8)
8、朝顔 (2071.9)
9、あんまりかわいくない犬 (2071.11)
10、牛乳 (2071.12)
11、鹿とわたし (2072.1)
12、インターネットの森 (2072.3)
13、sleep1 (2072.4)
14、sleep2 (2072.5)
15、あじさいの庭 (2073.7)
16、べつに何もうらめしくない(2073.9)
17、6月 (2074.7)
18、8月 (2074.9)
19、9月 (2074.10)
20、ギター (2075)
21、あなたの髪 (2075)
22、生活 (2075)
23、瑠衣 (2075)
24、星 (2076)
25、かたち (2076)
26、金星のなみだ (2076)

初期のライブでは自分の曲とビートルズのカバーなどを歌っていた


好きなもの

植物、野菜、ねこ、食べること、お酒、
手紙、読書、紅茶、音楽、絵



好きな音楽

メリーホプキン
ドノヴァンリンチ
ローリングストーンズ
ビートルズとディラン
細野晴臣
高田渡
倉庫にしまってあった古いテープを
シロが作ったプレーヤーで再生して聴いている。



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1、団地のうた (2070.3)


ここは昔団地だった

いま2人だけ静かに暮らす
都会ではラジオが流行っている
猫と星空が降ってくる
宙を伝う振動をつかまえる
かつては上中の原団地
チューリップの花ひらく花壇に
かつては上中の原団地
アンテナの下でねむる





2、土星 (2070.8)


2020年の空は青かった

というけれど たぶん作り話
きょうも空には土星が浮かんでいる
朝もやの先で
ゆらゆらと迫るように
2020年の空は青かった
2020年の空は青かった
というけれど
きっと作り話




3、カヤック (2070.8)


カヤックに乗って湖を

浮かぶ進んでゆく
オールを握る腕は90度に
みどりの奥へゆく

湖の真ん中
静かな音に包まれて
雲は流れる

オールを伝う水もやわらか





4、林檎の樹 (2070.9)


取り残された音速の飛行機

幾十年の年月を経て
飲み込まれた大きな樹に
大きな大きな赤い果実
蒼い大地を染めてゆく

ぐらぐらとゆれて

大地におちた赤い実
割れた黄色とのコントラストに
集まる小鳥たちと
蟻の群れ
走るうさぎと夕日に照らされて
きょうも一日がおわる






5、狐 (2070.10)


みどりが池の

石の祠には
百地蔵と狐の家族
紅い襟巻きなびかせ
駆け回る若い肢体
切れ長のまなざしは
変わらず迎えてくれる
踊ろういつの世も
太鼓と笛の音と
小さな祠のそばで






6、汐風 (2071.8)


まぶしく光る砂浜

岩場に腰かければ吹き抜ける
ぬるい潮の香り
髪をゆらす
ああ、どうするんだろう
流れる日々
母の約束も果たせぬまま
風に吹かれていた





7、焚火 (2071.8)

ゆれる透ける舞上がる
浮かぶ影消える
煙る煙る煙る

はねる泳ぐ薫る
火の粉回る回る消える
光る光る光る

遠い山に落ちる
鳴らす瞑る見える
煽る煽る煽るように
騒ぐ星夕闇のその奥






8、朝顔 (2071.9)

弟は青色がよく似合う
風の中で目をつむれば
明け方のカーテンが微かに揺れるの
ここは桃源郷
藁葺きから下がる朝顔の
ちいさな笑い声



9、あんまりかわいくない犬 (2071.11)


近所に住み着く野良犬
おまえあんまり可愛くないね
僕とよく似ている
夕日はどんな色をしている
花はどんなかたちをしている
雨の音が哀しいときは口ずさもう







10、牛乳 (2071.12)


揺れない樹々のシルエット
メロディを口ずさむことも
振り向くことも
電波も缶コーヒーも人影も

真っ白い夜の森で
5線譜を渡って
真っ白い夜の森で
ほうきに跨って
真っ白い夜の森の
真っ白い腕に抱かれていた






11、鹿とわたし (2072.1)


20歳






12、インターネットの森 (2072.3)

月面旅行のよう
丸い樹と四角い樹の間から
光が射し込んでくるよ
ノーは言わない
0と1しかない空間の
すべてはメロディアス
光源はどこまでも
続くのならば歌っていよう
月の歌と星の歌と太陽の歌を




13、sleep1 (2072.4)


そこには何もなかった
悲しい気持ちだった
打ち寄せる波は
白く輝いていた
若者の歌を頼りに
駆け抜けた広野にまた
元気で帰って来たいと思った





14、sleep2 (2072.5)


流されてゆく
時計を失くしても
凍てつく峠の
遥か先花火のまたたき
流木のかたちに
言葉を見失えば




15、あじさいの庭 (2073.7)

妖精は
雨つぶのむこうで
光を数えている






16、べつに何もうらめしくない(2073.9)


成仏できない幽霊のうた






17、6月 (2074.7)


小川でギターのうた






18、8月 (2074.9)


海のうた






19、9月 (2074.10)




20、ギター (2075)


家族のうた






21、あなたの髪 (2075)


恋のうた




22、生活 (2075)




23、瑠衣 (2075)






24、星 (2076)






25、かたち (2076)








26、金星のなみだ (2076)




(随時更新します)






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